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あけましておめでとうございます。

少し遅めの仕事はじめです。

昨年は皆様に本当にお世話になりました。
東京に移ってからの1年間はあっという間でした。
今年も皆様にとってよいお年になるよう、uni-t Designにお手伝いをさせてください。

本年も引き続きよろしくお願いいたします。

uni-t Design New Year's Greating
「謹賀新年」波形でわかるでしょうか?

年賀状は私の音声から取った波形を使いました。
今年もボイスはどんどん進化していきます!!

本日は中野へ

Nakano
土曜日の中野は人がすごかったです。

今日は中野のTokyoMakerさんで行われたGrasshopperの勉強会に参加してきました。Grasshopperを使っているという人に会うのはレアなのでそれだけでもうれしいのですが、色々と楽しい意見交換などもできたので本当に参加してよかったと思える勉強会でした。本日の講師のUTBさんの話もとても分かりやすく、良い勉強会に参加させてもらえたと非常に感動しております。

GrasshopperはVoronoiシリーズなどで使っているとても面白いライノセラスのプラグインです。
今日の勉強会でさらなる創作意欲がわいてきました。
皆様により面白い商品を提供できるように頑張ります!!

TOKYO MAKER
TOKYO MAKERさんには3Dプリンターがいっぱいです。

Grasshopperの線分割についての備忘録

今日声で作るジュエリー「Voice」の新しいデザインを考えていたのですが、その時に意外なことに気が付きました。

下の写真を見てください。
1から4までほぼ同じ線(1と3、2と4は同じ線)上に同じパラメーターを使って球が配置してあります。
1と3のカーブは制御点3のカーブ、2と4のカーブは制御点6でかなり偏りを持たせつつ1と3とほぼ同じ線にしたカーブです。

1と2は全く同じ大きさの比率で球が配置していますが、3は若干、4に至ってはかなり違う球の大きさの比率になっています。この違いは線を分割するのに長さの比率(evaluate length)を使うかパラメーター(evaluate curve)を使うかの違いから来ています。

grasshopper line divide
線の分割の仕方による違い

このことから言えることはEvaluate Curveのパラメーターはカーブに均等に配置されているとは限らないということです。今までEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えて線の中心点を取っていたのですが、どうもこの方法だと正しくない場合があるということが判明しました。
下の写真がその例です(ほぼ同じ線でEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えた場合)

こういう細かいことは思い込みから意外と気が付かないことが多いので気を付けないといけないですね。

find middle point of curve
線の中心点を出したはずなのですが、違った結果が・・・

グラスホッパーのexpression値のエラーについて

季節はもうすっかり秋めいてきましたね。

今日は簡単な備忘録も兼てライノセラスのプラグイン「グラスホッパー」についての内容です。

グラスホッパーのexpressionで下の写真の場合だと今までは-Bとか0.1*Bとか記入していたのですが、
いつのころからか同じようにやってもエラーになってしまい、どうしたもんかなーと思いつつ別の方法で何とかなるので放置しておいたのですが、今日ちょっと調べてみたら理由がわかりました。

どうやら、アップデートしたときに数値をxと記入するように仕様が変わっていたようです。
なんで今まで作ったファイルは動くのに、新しく作るとエラーになるんだろうと思っていたのですが、古いファイルは開いたときに自動で変わるようになっていたみたいです。
うーん、なんて単純な。

グラスホッパーは無料のプラグインなのでバグがあったり、こういった急な変更があるのでちょっと困るんですが、やはり便利なので手放せません。

これからもガンガン使い倒して、いいデザインを生み出していきます。

grasshopper expression error
いきなり仕様が変わりびっくりです。

14金でのセミオーダージュエリー完成しました。

ユニットデザインの中でも一番の理系デザイン「ボロノイ」コレクション。
今回お客様からボロノイのピアス ハーフムーンをK14イエローゴールドで別注をいただきました。

最高に美しいボロノイピアスが出来上がりました。
写真ではわかりにくいですが、美しいつやとK14イエローならではの淡い金色が
作品の良さをさらに高めてくれているように思います。
また、ポストの部分はK18を使用しており、アレルギー対策にもなっております。

ここで一つ素敵なお話を

今回別注をいただいた方のお名前に「朋」の字が使われているらしく、
月の形をしたピアスを探していたそうです。
月の形のピアスが両耳で輝く。それは自分自身の輝きを表しています。
勝手にストーリーを付け足してしまいましたが、作っているこちらがうれしくなるお話です。

とても素敵なストーリーがまた一つ、ユニットデザインのコレクションに追加されました。

お客様のご要望には最大限お答えいたします。
今回のようにすべてを違う金属で作るのも、一部分の素材や色を変えるのも、フルオーダーなども、
お客様をより一層輝かせるわがままを当方にお聞かせください。

voronoi earring halfMoon
K14イエローゴールでの別注品です。