とある説明会に潜入。

浅草A-ROUNDさんが主宰するTOKYO Lの説明会に参加してきました。

今年はアッシュコンセプトさんが販売等のディレクションをされるとのことらしく、名児耶さんが説明会に登場!これは行くしかないでしょう!!

説明会を聞いていると私が考えていた趣旨と違った企画らしく、私の出番はなさそうでした。それでも名児耶さんのプレゼンを聞けただけでも、ものすごく価値のある説明会でした。名児耶さんの暖かさと厳しさを両方垣間見れ、とても勉強になりました。

説明会の後でも名児耶さん含め多くの方と濃い内容のお話ができました!作り手、売り手、企画の担い手等々、色々と置かれる立場や考えは違えど、熱い思いを持った方とのお話は本当にいろんな角度から気づきを与えていただきます。そういった気づきを与えてくれる方に僕も色々とお返しができるよう、これからもがんばっていきます!!

今回私が考えていた企画はクラウドファンディングを使って発表しようかなと思っています。そこもまたお見逃しなく!

asakusa
フィリップスタルクデザインの浅草名物とスカイツリー

Zanzoの楽しみ方

ジュエリーパーツの3Dデータを修正したり、御徒町までパーツを買いに行ったり、セミナーに出たり、帳簿を付けたり、私用でアメ横にスパイスを買いに行ったり・・・日々やることはいっぱいですねー。最近の猛暑で少し自転車に乗って移動しただけで汗が噴き出てきます。自転車乗りにはきつい時期ですが、暑さにも負けず頑張っていますよ。

さて、今日はZanzoのちょっとした楽しみ方をご紹介します。

繊細なラインが魅力のZanzoですが、組み合わせて楽しむということもできます。具体的にはこんな感じです。

zanzo Yellow&Green
緑と黄色の繊細な組み合わせ
Zanzo Red&Blue
青と赤のポップな組見合わせ

オリーブグリーンとイエローの微妙な組み合わせも、レッドとブルーのカラーのポップな組み合わせも、どちらも面白いですよね。ジャクソンポロックのドリッピングのような色とラインの組み合わせで、お客様オリジナルのアーティスティックなZanzoが新しく生まれます。色とラインの組み合わせは無限大。お客様の工夫次第で楽しみは広がりますよ。

ピアス用の穴が太目の方、片耳に2つ以上あいている方は単品を2つ購入以上していただければすぐにでも楽しめますが、穴がない方、穴が細い方はイアリングやピアスの金具に2つのZanzoを付けることで同じように楽しむことができます。

自分で改造していただいてもいいですし、ご相談いただければお客様の好きな組み合わせでお作りすることもできます。お気軽にお問い合わせください!!

日常における何気ないものの変化

今日電車に乗ってて気が付いたのですが、井の頭線のつり革かっこよくなってる!!いつから変わってたんだろう・・・

a hanging strap design
ラインとか色々おしゃれです。

つり革の輪が上部の取り付けストラップと一体になっていたり、ストラップ部分の留め具もつり革との相性がきちんと考えてデザインされています。特に和の部分はただの円ではなく、太さや幅なども変えてあります。ラインが美しいです。

こういう身の回りにあって常に使ってるものって、意外と変化に気づかないものですね。シンプルに見えてしっかりしたデザインはユニットデザインの目指すべきところです。ユニットデザインのジュエリーも裏側までしっかりとデザインされていたりして、じっくり見ると面白さがよりよくわかるデザインになっています。今度裏側などにも注意して見てみてくださいね。

a hanging strap design02
太さと幅の絶妙なバランス。

Zanzo写真撮影

今日は雰囲気のある写真をどのようにしたら撮ることができるかを研究していました。
(一日中それやってたわけではないですよ)

基本的には周りのオブジェクト光の関係なんですが、これが結構難しいんです。できれば昼夜関係なく撮りたいんですが、昼間だと光が安定しない(晴れてたり曇ってたり)でも夜撮ろうと思うと、ライトの光量や数が足らない・・・オブジェクトもいまいちいいのがないし・・・と、みなさん色々と悩まれていると思います。

特にユニットデザインのジュエリーは無機質な感じがとても合うジュエリーなので、なかなか難しいんです。今回もオブジェをいろいろもってきては戻したり、角度を変えてみたり、光をあてる向きや物をかえてみたり・・・・非常にアナログな感じで頑張りました。

今回はあえて有機的な植物やアンティーク調のソファーを使ってみました。

いかがでしょうか?

Zanzoと昼の強い光
Zanzoと昼の強い光のコントラストが美しいです。
Zanzoと植物
Zanzoと植物のキラキラ感がよいと思います。

Zanzoのしなやかな感じと植物の組み合わせは、温かみもあり結構あってますよね。デジタルジュエリーがメインだからといって植物が合わないわけではないし、こういう日々のデジタルとは関係ない手作業がデジタルの感覚を研ぎ澄ましてくれます。

フラグメントフローの修理とカスタマイズ

今回はシルバーの修理とカスタマイズについて。

先日お客様からシルバーのチェーンが切れてしまったので直してほしいとのご依頼が。

チェーンの一部分切れてしまっているだけなら、ロー付けでくっつけることも可能なのですが、シルバーの場合、よほど変わったもの以外は新しいものに付け替えてしまった方がお安くできることが多いです。今回もチェーンを新しくすることにしました。又お客様のご要望で少し太めのチェーンにすることになりました。

さて、ここで問題が、こちらのペンダントは標準でお売りしたときについているチェーンの太さがつけられる最大サイズなのです。そこでペンダントヘッド自体を加工することにしました。

Repair1
まずはざっくりと切り取ります。

まずヘッドのチェーンが通る部分を切り取ります。次に、シルバーの板をやすりで削ったりして一回り大きめのチェーンが入る用にパーツを作ります。今回のヘッドはチェーンが通る部分がデザインと一体化するようになっているので、デザインを壊さないように慎重に形状を決めました。そしてそれをロー付けして磨きます。

Repair2
ロー付けするとこのようになります。

今回はしっかりと磨かずにラフな感じのフィニッシュをご希望でしたので、あえて軽く傷を残すなどをして磨き、完成です。

Repair3
チェーンの太さの違いが判りますでしょうか?

チェーンも太くなり、お客様の雰囲気にぴったりにカスタマイズすることができました。

ユニットデザインではこういったカスタマイズも手掛けています。デザインをもう少し自分好みにカスタマイズしたいといったご要望など、なんでもお気軽にご連絡ください。

余談ですが、今回切れたチェーンを軽く引っ張ると次から次へと切れていきました。不思議に思いルーペで拡大して見てみると、すべてのロー目が溶けて?なくなっています。お客様の汗の性質、ジム等でつかる塩素のきつい風呂の湯船等など、考えられることはいろいろありますが、決定的なことは分からずじまいです。長年この世界にいますがこういったこともあるものなんだと、考えさせられました。

uni-t Design(ユニットデザイン)のデザイナーが発信する オフィシャルブログです。